ごみっと・SUN 30号
Earth Day 2002 Tokyo に出展しました
開催 2002年 4月20、21日

  地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有する日として4月20、21日に代々木公園で開かれたアースディ・イベントにFoE Japanと共同でブースを出しました。
97年に「しみかん」として参加して以来久々の出展でした。
 ブースはアースガーデンと呼ばれNPOが種々なアッピールする区域にあり種々な団体が工夫を凝らした展示物やパンフレットの配布などを行っていました。

 FoE Japanとは「ごみを持ち込まない生活」と題したリーフレットを共同制作し、いのさんの苦心の作である掛け軸型パネルを展示し、テントの前には新規に作ったごみかんの横幕も掲げました。
 ごみかんのブースは会場の一番奥で、周りは国産木材関係のブースで囲まれ、丸太のピラミットと不細工な木材の自動車が展示されていました。
場所には恵まれなかった?のですが、売り物の“ごみかんパワー”を発揮して、他の出展者よりも客引きやパンフレットの配布に頑張った二日間でした。

ごみかんのブース
 第一日目は天気に恵まれました。
FoE Japanは外国人や若者に知られており呼び込まなくてもブースに寄ってくれる人があるのですが、
ごみかんには客引きなしでは注目してくれる人は僅かでした。
 呼びかけには応じて“ごみ問題 ! 私は・・・・・しています”などと興味を示してくれました。
また、ごみ問題の知識を得ようと学校の先生やレポート作成のための学生が展示パネルや資料を熱心に読んだり、地域のごみ問題の解決を求めて熱心に質問する方も多く、絵本「ごみのへらしかた」や「ヒント集」を買い求めたり、入会してくれた人もいました。

 第二日目は朝からの雨、地球に優しい紙(コーティングなし)に印刷されたごみかんのパンフレットはテントの中で吸湿しヘナヘナ、来訪者の手に渡るときはシワシワ状態になりました。
“地球に優しい手作りおもちゃ”として用意した竹とんぼも雨天には勝てず羽ばたけませんでした。
 開場間もなく、木枯紋次郎こと中村参議院議員が通りかかったので呼び止め“ごみべらしのごみ・環境ビジョン21です”とパンフレットを渡しました。
 午後は社民党幹事長の福島さんを見かけましたが残念ながらキャッチ出来ず。
降り続く雨に靴の中まで濡れ、寒さに震えながらの客引きでした。雨宿りを兼ねてブースの中の掛け軸型パネルを熱心に読んでくれる人も多くいました。

  環境に関心の高い参加者の方々との交歓もいささか湿りがち、ブルーな気持ちでお別れしてしまいました。しかしながらとても良い経験を得ました。
この次お会いするときはもっと素晴らしい出会いにしたいと思います。ご期待下さい。
 ごみかんの活動を中心に書いてきましたが、次のイベントが開かれていました。

☆ 『アースディステージ』: トークショー、バンド、唄や踊り、フェアートレード・ファッションショー
 等が行われていました。

☆ 『アースディキッチン』: インド料理、メキシコ料理、飲茶などおいしそうなお店が並び
 「ディッシュ・リユース・システム」として食器を借りてから料理を注文、使用後は洗って返す
 デポジット(100円)が採用されていました。

☆ 『ファーマーズガーデン』: 有機/オーがニック農産物や加工品が売られ、太い大根を
 提げている人も見かけました。

☆ 『アジアンマーケット』: 「フェアトレード/第三世界の人々との笑顔の貿易」をタイトルに
 アジア・アフリカからの多様な商品が集められていました。

☆ 『エコロジーガーデン』: 自然保護や社会改革に取り組むNPOのアッピールの場

☆ 『クラフトガーデン』: 自然材料を使った様々なグッズの展示即売。
 ヘンプから作られたグッズ、そしてヘンプから作られた燃料で走るヘンプカーの展示もありました。

ヘンプ(Hemp):
大麻のことですが、麻薬のマリファナとは異なる。痩せた土地に栽培でき、成長も早いので木材に代わる資源として使えば森林の伐採を抑制できると期待されています。

出品したオリジナルな竹とんぼの作り方はこちらに掲載されています


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