ごみっと・SUN62号
第1部 ごみ減らしの話
テーマはごみかんで力を入れている「レジ袋の削減」とし、説明資料として「レジブクローものがたり」のミニ紙芝居版を使いました。「買い物にはマイバッグを持っていったり、レジ袋を何回も使うことで、ごみになるレジ袋を少しでも減らしましょう。そして、今日聞いた話を家に帰ってお母さんお父さんにも伝えてください」と呼びかける内容です。 ミニ紙芝居は牛乳パックを材料に手作りしたもので、第2部で行うリサイクル工作との関連を持たせるために使いました。
話し終わって参加した子供から「レジ袋はごみ袋として使ってるので無駄ではない」との反論もあり、「ごみ袋として使うのはいいね。 第2部 リサイクル工作《紙トンボ》
私は、以前から自然のすばらしさ、手作りの楽しさを伝えたいと竹とんぼ作りを指導してきました。これに加えて、ごみを減らし資源を大切にするためには『もったいない』と思う心と身近な物を工夫して使う知恵を伝えたいと考え、牛乳パックを使ったリサイクル工作を考案し実践してきました。
紙トンボもそうしたメニューの一つ。 参加者には牛乳パックをリサイクルに出す状態(洗って、開いて、乾かして)にして持ってきてもらいました。 まず、牛乳パックに直線を引きこの線に沿ってまっすぐに切る練習です。厚みがあるのでまっすぐに切るのは結構難しい。次に、牛乳パックに紙トンボの羽根になる2.4×10pの短冊を製図し、ハサミで切り取ります。
小学校低学年の子どもたちには定規の使い方から説明します。 切り取った短冊の中央に千枚通しで穴を開け、ホチキスで両端をとじ合わせ、竹串を差し込んで完成です。
最後に、飛ばし方の指導と遊び方の紹介をして、天井の高いプレイルームで飛ばして遊びました。
宮島 和朗 |