ごみっと・SUN49号
少し前までは想像もしなかったのに… 東京・レジ袋実行委員会は今年になって、今後はレジ袋有料化の実現に向けて、東京・多摩地域から全国へ広げていこうと、各方面への働きかけを始めました。 その矢先のこと、5月18日の読売新聞を皮切りに、メディアが矢継ぎ早にレジ袋有料化を取り上げだし、一躍新聞のトップページ扱いにもなったのには驚きました。 ごみかんにも、夕方のニュースのコーナーに取り上げるので、情報がほしいというテレビ局からの緊急電話が入ったり、「レジ袋削減!交流会記録集」もおかげさまでよく売れました。 環境省の審議会に委員として出ているごみかん理事の服部が、容器包装リサイクル法の見直しの論議の中で質問した時には、全く乗り気ではなかったチェーンストア協会が、突然、レジ袋有料化の法制化を国に求めだしたのには、容リ法に基づいて支払っているリサイクル費用の負担の軽減という切実な問題があるにせよ、容リ法に絡めたレジ袋の有料化には違和感を感じてしまいます。 ともあれ、使い捨ての象徴であるレジ袋を減らすには、無料配布をやめることが必要で「もうその時が来ている」と、5月27日に環境省を訪問し、ごみかんと実行委員会名で、要望書を提出してきました。
環境省では、レジ袋の有料化を国の方針に盛り込むものの、どういう方法でやるかは模索中ということでした。
しっかり繁盛していましたヨ! 7月8日に「マイバッグ持参が当たり前!」の食品スーパー、オーケー武蔵小金井店の様子をとくと見学し、本部から管理部の本田潤一郎さんにもお出でいただいてお話を伺いました。 オーケーは今期、4店が新規オープン予定で、着実に消費者の支持を得ています。 この先進事例は、今後、レジ袋有料化の進め方を考える上で、大いに参考になると思います。
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