ごみっと・SUN46号
レジ袋削減実行委員会は、昨年10月の交流会後も継続して活動をしています。
昨年夏、レジ袋削減協議会の理事会で、レジ袋の削減目標を達成していくための三つの運動方針… @レジ袋の有償頒布を推進する A粘り強い啓発活動を継続する B杉並区から全国へ働きかけを行い、他自治体との 連携を図っていく …が出されました。 11月15日には、協議会の正副会長より、区長と区議会議長に「区内におけるレジ袋有償頒布の推進を求める要請書」が手渡されています。 これを受け山田区長は「買い物袋持参率6割の目標達成は今までの運動では大変難しい。有償化などへ一歩踏み出すべきだと思う」とコメントし、関係部課長による検討会が設置されました。
日野市の「ごみ減量推進市民会議」では、毎月5日のスーパー店頭での啓発活動や、マイバッグ持参率調査、市民意識調査などをもとに、今後は、レジ袋の無料配布をやめさせる道筋を作っていこうと検討が続けられています。 事業者に負担をかけずに取組んでもらえるよう、行政が全面的にフォローすることを確認し、計画書を作成しました。 まず市内のスーパーへ出向き、エコストア認証制度に向けての説明と働きかけを、市民会議と行政でチームを組んで1月末から行っていく予定です。 それに先立ち、市長名での依頼文を店舗に向けて郵送します。
一方、東京都をはじめとした八都県市では、容器包装の発生抑制に関する検討会が持たれ、その報告書の中にも、レジ袋削減や有料化へ向けての検討が記載されています。 今後の波及効果を期待したいと思います。
昨年、多摩地域では、市民の請願によって日野市議会と府中市議会から、東京都へ「レジ袋の無料配布を止めるよう働きかけてほしい」という主旨の意見書が提出されました。
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