
[PETボトルリサイクル推進協議会資料より作成] | 容リ法の施行で回収量・率(リサイクル)共に急増したが、生産量も急増。
あたかもペットボトルの生産・流通に免罪符を与えた結果となっている。
平成12年度で500ミリリットルのペットボトルに換算して
1人当たり年間100本も排出している。
最終処分場の不足問題を抱える自治体は金をかけて、リサイクルを実施しているが、財政負担ばかりが増え
肝腎のごみは減らず、かえって増えてしまっている。
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[スチール缶リサイクル協会資料より作成] | リサイクル率は年々向上している、しかし、ペットボトルなどに押されて消費量は減少している。
技術の進歩により鉄屑となった再生原料の品質が向上し、鉄鋼メーカーの利用量も増えているとのこと。
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[アルミ缶リサイクル協会資料より作成] | アルミ缶の消費量は横ばいとなっている。平成13年度は1人当たり年間125本ものアルミ缶が使われている。
回収されたアルミ缶からアルミ缶を作る[Can to Can]の割合は回収量の内67.8%となっている
原料のボーキサイトから新たにアルミを作るより97%ものエネルギーを節約できる。
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[ガラス瓶リサイクル促進協会資料より作成] | 平成11年度のリターナルブルびんの回収率はビールびんが99%、牛乳びんが97%、一升びんが90%となっている。
平成12年度のリターナルブルびんの流通量は275万トンであり、平成元年の4割り程度まで減少している。 |

[ガラスびんリサイクル促進協会資料より作成] | 回収されたワンウェイびんは砕かれてカレットになり、新しいびんを作る原料になります。
カレット利用率とは新しいびんの生産量に対するカレットの使用率を表したものです。 |

[全国牛乳環境協議会資料より作成] |
生活系ごみに占める容器包装廃棄物の割合(平成12年度)
| 容積比(%) | 湿重量比(%) |
容器包装 | 紙 | 16.63 | 6.54 |
プラスチック | 41.97 | 10.61 |
ガラス | 0.74 | 4.41 |
金属 | 2.39 | 2.03 |
その他 | 0.03 | 0.08 |
合計 | 61.76 | 23.67 |
容器包装以外 | 紙 | 22.31 | 24.61 |
プラスチック | 4.51 | 3.55 |
ガラス | 0.02 | 0.30 |
金属 | 0.88 | 1.03 |
その他 | 10.52 | 46.85 |
合計 | 38.24 | 76.33 |
出典:環境統計集、循環型社会白書
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