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第7回生ごみリサイクル交流集会in 多摩2015 
生ごみを地域で活かそう!
地域の資源循環ネットワークをつくろう!


2015年6月13日開催 
主催 NPO法人 ごみ・環境ビジョン21

  「生ごみリサイクル交流集会実行委員会」


 生ごみ分別収集をしたり、計画を立てている行政が増えてきました。 市民レベルで生ごみを資源活用している団体も地域に広がっています。 都市部での生ごみ堆肥化は難しいと考えられていますが 技術革新も進み、ごみの資源化の実現への道すじが見えてきました。 市民と行政が連携し、ネットワークを構築していくことで 生ごみ資源循環の環を地域に広げていきましょう。

■武蔵野市 生ごみの拠点回収と元気野菜づくり
    〜官・民1 カ所、民・民3 カ所の事例報告〜


     みなさん、こんにちは。クリーンむさしのを推進す る会の志賀と今木です。(拍手)武蔵野市での生ごみ の拠点回収と元気野菜づくりの実例について発表させ ていただきますが、2 人の持ち場が分かれていますの で、分担して発表させていただきます。  武蔵野市では、長い間段ボール法による生ごみの堆 肥化を推進していますが、それと並行して、官・民で 1カ所、民・民で3 カ所で生ごみの拠点回収と元気野 菜づくりを行っています。それぞれ取り組みの内容が 全く違っています。今日はこれらの事例を紹介させて いただきます。  平成26 年度は約70 世帯が参加し、約5.1 tの生ご みを回収しました。まだまだ小さな取り組みですが、 私どもはこれを面で展開して行こうと考えています。


      クリーンむさしのを推進する会


   代表 志賀和男さん・今木仁恵さん
■東大和市  ごみ減量活動と
    竹パウダーの利用について


    こんにちは。NPO法人東大和ごみレスくらぶの内 野と申します。(拍手)私たちのごみ減量活動と竹パ ウダーの利用についてお話したいと思います。  東大和ごみレスくらぶは、1998 年12 月に公民館の 市民サークルとして発足しました。その頃、私は入っ ていませんで、先代の代表の方たちががんばってここ まで引っ張ってきてくれました。それで、2012 年6 月にNPO法人となりました。お配りしたリーフレッ トに先代の代表の方の言葉(※)を載せてあります。 私は、この言葉がとても好きで、その方の意志を受け 継いで活動しています。 ※「ごみは人とモノとの付き合い方を表すものだ。 モノを平気で使い捨てるのではなく、もう一度 モノとの関係を見直し、自然や他の生物と共存 できる丁寧な生活スタイルに変えていくことが 求められている」
    

   NPO 法人東大和ごみレスくらぶ


          代表 内野真奈美さん
■逗子市 
生ごみが減れば 地域が変わる

    逗子市の石井と申します。本日はよろしくお願いい たします。(拍手)  「生ごみが減れば地域が変わる」というのはちょっ と大げさかと思いますが、それはこういうことでござ います。  多摩地域では戸別収集が進んでいると思いますが、 逗子市はステーション収集でございます。ごみステー ションは汚れたり、臭ったりするのですが、その原因 は生ごみにあるということで、生ごみをできるだけ減 らすことに、行政としても力を入れてきました。その 結果、ごみステーションがきれいになって、まちが劇 的に変わったということがございます。


   逗子市環境都市部 資源循環課長


         石井義久さん
■立川市 生ごみの分別を通じて
           結束した地域コミュニティ

              こんにちは。立川市ごみ対策課の鎌田と申します。 立川市内に大山自治会という自治会がございます。こ ちらは、大山自治会の前会長の佐藤さんです。佐藤さ んは4 月まで会長を務めていましたけれども、今は相 談役です。今日は佐藤さんにもお出でいただいき、協 働で進めている事業について共同で発表いたします。 とても素晴らしい発表が続いておりますので、うちも 負けないようにがんばります。どうぞよろしくお願い いたします。(拍手)  先ほど逗子市さんから「生ごみが減れば地域が変わ る」というテーマでお話がありましたが、とてもいい お話でした。それと共通する点があるかと思いますが、 今日は「生ごみの分別を通じて結束した地域コミュニ ティ」というテーマでお話をさせていただきます。


   立川市 環境下水道部 ごみ対策課 ごみ減量推進係長


         鎌田純文さん

立川市 大山自治会 前会長

         佐藤良子さ
■事業者 HDMシステムによる
生ごみ処理の現状と展望

    みなさん、こんにちは。熊谷清掃社の西野と申しま す。よろしくお願いいたします。(拍手)  今まで発表された地域と行政が一体になっての取り 組み、いい事例だなあと感心しながら聞いていました。 私どもはビジネスとしてやらせていただいていますの で、ちょっと観点が違うかもしれませんが、HDMシ ステムについて問題点や課題を含めてご紹介させてい ただきます。


   株式会社 熊谷清掃社


          代表取締役 西野則幸さん
■質疑応答と意見交換




A4版32ページ 頒布価格500円 送料82円
ご注文は、ごみ・環境ビジョン21事務局まで