講師派遣・企第7回ながの環境市民フォーラム
「レジ袋削減の意義とその実現に向けて」

 2006年11月3日「第7回ながの市民環境フォーラム」が長野市もんぜんぷら座で開催されました。

 今回のフォーラムは、「食品トレイ・レジ袋使用削減チーム」が4年間の活動を振り返り、これからの活動の方向性を探るために「レジ袋削減の意義とその実現に向けて」というテーマでシンポジウムを企画しました。
その他、光害対策チームの活動紹介、ながの環境パートナーシップ会議の活動紹介のパネル展示がありました。

 パネリストに市民団体として国分寺市のNPO法人ごみ・環境ビジョン21の服部美佐子さん、地域事業者としてマツヤ株式会社の足立泰秀さん、県内で唯一レジ袋の有料化を実施している株式会社アップルランドプライス・ワンの山崎茂夫さん、そして環境省企画課リサイクル推進室庄司真憲さんを迎え、コーディネーターはパートナーシップ会議の堀池計画推進委員長により行われました。

服部美佐子の発言要旨
 年間約一人当たり300枚使用されているレジ袋は、消費者がマイバッグという代替品により削減可能な使い捨て容器包装だ。
ドイツ、韓国などでは有料化となってレジ袋の発生抑制に繋がっている。日本では容リ法改正で有料化が議論されたが法制化までいたらなかった。
武蔵野市・多摩市・杉並区・日野市などで、さまざまな形でレジ袋削減の意識啓発の取り組みが行われている。
しかし、意識が変わってもなかなか行動に繋がらないのが現状だ。
持参率の向上を図るために有料化を促す運動に切り替えているところが多い。スーパー「OKスーパー」ではレジ袋を1枚6円で販売し、マイバッグ持参率を80%まで上げている。

 行政・事業者・市民の三者協働による取り組みを推進する必要がある。「ごみ環境・ビジョン21」はレジ袋有料化の牽引役として活動している。

他のパネリストの発言は省略。


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